デビッドクルサードが今期限りで引退とのことです。
F1通信さんに出ていた記事は折りたたみで!
The full statement from David Coulthard
今日、今シーズン末にF1レーシングから引退するという決定を発表することにした。今後は、マシンのテストおよび開発に専念するレッドブル・レーシングのコンサルタントとしてF1に積極的に関わるつもりだ。
将来、別のモータースポーツの形でまた参戦するかどうかは決めていないので、ヘルメットを完全に脱いだわけではない!
まだ競争力があり、グランプリのドライビングがもたらす果てしないチャレンジを楽しんでいるうちに辞めたい気持ちがあり、今年初めに引退するという決心をした。またF1の新たなチャレンジを求めたい気持ちもある。
僕はF1で13回優勝の内2回をシルバーストンで成し遂げ、このイベントを主催する英国レーシングドライバーズ・クラブの一員でもあるので、イギリスGPでこの発表を行なうという決断は皆さんに理解していただけると思う。
レッドブル・レーシングにおける自分の仕事を誇りに思っており、ブラジルの最後の周回まで同じ集中力でレースを続けるつもりだ。その後はチームが発展し、レースに優勝するという究極の目標に向かうよう協力を続ける。
僕のキャリアにおいて重要な役割を果たした人々は大勢いるが、一部の方々をここで挙げておきたい。
- 両親。僕のキャリアを通じてそのエネルギーと励ましは素晴らしかった。
- カートを指導してくれたデイヴ・ボイス。
- レースマシンのセットアップ方法を教えてくれたデイヴィッド・レスリー・シニアとジュニア。
- 「才能の階段」プログラムを体験させてくれたサー・ジャッキーとポール・スチュワート
- 僕を信じてテスト・ドライバーからレース・ドライバーに昇格させてくれたサー・フランク・ウィリアムズとウィリアムズ・ルノー。おかげで初のGP優勝を果たすことができた。
- 9シーズンを過ごし成功の大半を達成したロン・デニスとマクラーレンチーム。
- 徹底的にレーサーとして扱ってくれたノルベルト・ハウグとメルセデス。
- 競技を続けながら新チームの発展に貢献できるチャンスを与えてくれ、さらに表彰台を追加してくれたディートリッヒ・マテシッツとレッドブル・レーシングチーム。
- オープンかつプロフェショナルな管理スタイルを示してくれたヘルムート・マルコとクリスチャン・ホーナー。
- 僕らの才能を発展させ、自分たちをプロと呼ぶことができるような強力なプラットフォームを提供してくれたバーニー・エクレストン。この先何年も、僕の将来の家族はF1の経済的成功について彼に感謝しているだろう。
- アネット・ハッチンソン、イアン・カニンガムとともに貴重な意見をくれたマーティン・ブランドルとデイヴィッド・コーソンのマネージメント・チーム。
- 3チームに在籍したがデザイナーはひとりだけ。だから僕が撒き散らしたシャンペンすべてについて、エイドリアン・ニューウィに特別な感謝を。
- そして最後に、これまで一緒に働いたマスコミ、オフィシャル、マーシャル、医療サポート、メカニック、エンジニア、スポンサー、弁護士、会計士、裏方スタッフのみなさん。
-Source: autosport.com
これからが本格的なストーブリーグの始まりですね。