良く駅とか空港においている救急用の機器っすね。
今回、オイラの会社の中に「AED」が設置されたんで、今日は研修がありました。
![index_ph01[1]](http://blog-imgs-23.fc2.com/e/s/u/esu1964/20080501115823.jpg)
機器自体は簡単にできているのだけれど、その前後にやるべきことがあるんですよね~。
とりあえず、忘備緑として、残しておきたいと思います。
倒れている人を見つけたら・・・
1.肩たたき、呼びかけで反応を見る
反応があれば救急車を呼ぶ。意識がハッキリしていればその限りではありませんが、
反応がなく、自発呼吸をしていない場合
2.119番通報と共に周りに誰かいる場合にはAEDを取ってきて貰います。
もし、一人しか居ない場合、AEDをすぐに取りに行く。
3.AEDを持ってきてもらっている間に、倒れている人の頭を後ろにそらし、顎を上げて気道を確保。
この状態で呼吸を見ます。正常呼吸がない場合
4.人工呼吸を2回行う(注)
5.心臓マッサージを30回行い、人工呼吸を2回。これをAEDが来るまで続けます。
6.AEDが到着したら直ちに機動します。(自動で電源が入る物と電源を入れなければならない物があります)
7.AEDの操作は音声ガイダンスに従い行います。先ず、パッドを2枚取り付けます。
その間も心臓マッサージは続けます。
8.パッドを取り付け終えると、AEDが心電図を測定します。その間は心臓マッサージは止めます。(音声ガイダンスあり)
9.電気ショックが必要な場合、電気ショックを行う旨のガイダンスが流れるので、ショックボタンを押す。(倒れている人から離れる)
10.電気ショックが終了したら2分間「5」の操作を繰り返し続けます。
11.2分間経つと、またAEDが心電図の測定を開始するので、「8~9」を行います。
12.心電図を測定した後、「電気ショックは不要です」となった場合でも、救急車が到着するまで心臓マッサージと人工呼吸は繰り返します。(注2)
13.救急車到着後、救急隊員に引き継ぐ
注:人工呼吸を行う際、心室細動で倒れている場合は良いのですが、薬物の服薬や中毒性のガスを吸い込んで倒れている場合、人工呼吸を行った人が二次被害に遭う可能性があるので、ビニールなどがあればそれで直接接することのないようにする必要があります。そういう物が無い場合は心臓マッサージだけでも良いそうです
注2:AEDは心室細動に対して行う電気ショックなため、心停止の場合はショック不要と出ることがあるのだそうです。ですから、救急隊員が到着するまで、対象者に反応が無い場合は安心することなく心臓マッサージと人工呼吸を行うことが必要とのことです。
心臓マッサージですが・・・
1分間に100回のペースで行うのがいいそうです。もっと速くてもいいらしいですけどね。
以上が、だいたいの流れです。
何より大切なのはしっかりと心臓マッサージを続けることなのだそうです。
しかし、今日は研修受けながらでしたから行えた訳ですが・・・
いざその場に居合わせたとして、しっかりとテキパキと動けるかはちょっと心配ですけどね・・・
まあでも、研修だとしてもやったこと有るのと無いのではちょっとは違うでしょうから、もし、目の前でそういうことが起こってしまったとしても冷静に対処したいなと思いましたね。
私だったら、家族以外だったら・・・怖くて触れない感じがするなぁ~
へたに触って悪くしちゃいそうで怖いっす(笑!)
そぉ~言えば今日はセナの命日ですね。
救命訓練は、できるだけ多くやってもらわないと素晴らしい機械があっても使えないんじゃ困るよね!
秋田にも有るのかいな?(爆!)
いや、ホントにね・・・やってみて思うけれど、実際の場でマニュアル通りに行動できるかっていうのは自信ないですよね~。
そうでしたねセナの命日でした。
こういう日にAEDの研修を受けたってのも何かの縁なのかもしれませんね・・・
こういう研修は何度でも受けてみたいと思いました~!
知っていたら助かる命もあるかもしれません。
私は幸いそのような状況に遭遇したことはありませんが、何より大切な事は、まずは自分自身が落ち着く事でしょうね。
そのAEDが、いつの日か誰かの命を救うといいですね。
オイラが人助けを出来ればいいですよね。
落ち着いて行動できるかどうか・・・それが一番問題かも(^^;
まあでも、こういう研修は積極的に受けていこうと思います