折りたたみでどうぞ!
F1キンダーガーテンさんの記事も追記します!
FORMULA 1 GRAN PREMIO DE ESPANA TELEFONICA 2008
佐藤琢磨 カーナンバー18 (SA08A-06)
13位 走行周回数:65周 最速ラップタイム:1分24秒617(34周目)
「厳しいレースでしたが、楽しかったです。スタートはまあまあよく、数台のマシンをオーバーテイクしました。僕の前で何台かが接触したのですが、避けきれずにノーズの一部を失い、これがエアロ・バランスに影響しました。チームがマシンは大丈夫のようだと言ったので、レースの残りをそのまま戦いました。ある段階では9位まで順位をあげることができ、素晴らしい気分でした。今週末は難しい状況のなか、スタッフは素晴らしい仕事をしてくれました。チームの全員、そして僕らを応援してくれる皆さんのためにも喜ばしいので、この勢いを今後も維持できることを期待したいです」
-Source: The Official Formula 1 Website
-Mobile: Amazonモバイル
+追記
2008年 スペインGP 決勝:スーパーアグリF1チーム公式サイト
SUPER AGURI F1 TEAMにとってスペインGPの決勝は二人のドライバーにとって、まちまちの運命を経験した一日となった。佐藤琢磨はSAF1の今期最高順位となる13位でチェッカーを受けた一方、アンソニーデビッドソンはラジエーターに穴が開いたことによるオーバーヒートの問題からレース序盤でのリタイヤを余儀なくされた。
天気:晴天 (湿度:28.3% -40.2%)
気温:最低22.4°C 最高24.2°C
コース路面温度: 最低34.9°C 最高41.0°C
アンソニー デビッドソン カーナンバー19 (SA08A-05)
リタイヤ 走行周回数:8周 最速ラップタイム:1分26秒864(6周目)
「僕にとっては期待はずれの週末となってしまった。ネルソンピケJr.がレース序盤にコースをはみ出しコース上に小石を撒き散らし、その一つがラジエーターにダメージを与え、結果的にレースを終えざるを得なかった。スタートも良く、それまでは快適に走行していたので、こんなに早くリタイアしなくてはならなかったのは本当に残念だ。それでも、今週末のチームスタッフ全員の懸命な働きと決断に感謝したい」
鈴木亜久里 チーム代表
「チェッカーフラッグを受けたのがたった半分のマシンだったという厳しいレースだった。先週ここでのテストに参加できなかったにも関わらず、両ドライバー共に、そしてメカニックやエンジニア全員が今日は素晴らしい仕事をしてくれた。アンソニーに関しては、良いスタートを切っていたのに、ラジエーターの損傷からリタイヤしなくてはならなかったのは残念だった。琢磨は難しい状況の中でとても良いレースをしてくれた。13位でのフィニッシュは我々にとって今シーズン最高の成績だ。チームスタッフ全員にとって難しい週末だったが、パートナーやファンの方々のサポートに感謝したい」
そうですか~・・・アントはラジエターに穴がねえ・・・
アントは不運続きですね~・・・
琢磨の方は・・・やっぱ最初の混乱の中でノーズを壊しちゃったんですね~・・・
これで壊れてなきゃね~・・・なんて多くを望みすぎですかね(^^;
まあ・・・次に繋がるのかどうか・・・
後は亜久里さん・・・頼みますよ!
追記
“レース"ができたいい週末でした--佐藤琢磨
[ 28 Apr | 2008 ]
厳しい状況の中で、青息吐息のスペインGPだった。しかし、最後尾のグリッドからレースがスタートしてみると、琢磨は予想外の好レースを見せた。チームの状況は相変わらず厳しい立場に置かれたままだが、最後尾からスタートしてバトルも見せつつ13位でゴールする“レース”ができた琢磨に少しだけ笑顔が戻っていた。
--セーフティカーにも助けられて、途中トップ10を走ることもありました。
琢磨 (笑)、やっぱりバルセロナ、なにかあるな、という感じでしたね。
--スタートは?
琢磨 スタートそのものはそこそこで、3コーナーまででポジションアップできたけれど、4コーナーでフォース・インディアの1台がスピンして、ボクの前でトロ・ロッソのベッテルが、いきなりクラッシュされてしまって、その真後ろにいたので逃げ場を失って追突してしまいました。フロントウィングには被害はなかったけれど、ノーズに大きな穴が開いてしまって。でもそのまま走れそうだったのでよかったです。セフティカー も何度か出ていいところまで行ったんですが、最後はクルマのスピード差もあって苦しかった。でも、いまの状況の中では、悪くないレースだったと思います。
--ペースはそう悪くなかったと思います。
琢磨 (柔らかい方の)オプション・タイヤの動きがよくて、そこそこレースができました。まだまだ課題はありますが、チームもボクもいろいろ学べたと思います。チームにとっても厳しい週末立ったけれど、サイドbyサイドのレースもできて、チェッカー受けられたのはよかったと思います。
-- バトンとフィジケラとの争いになっていて、チームからの無線もその状況を伝えていましたが、その後のピットインが長引きました。
琢磨 フュエル・リグが入らなくて給油がうまくできなかった。でも、レース・エンジニアもフル稼働だったし、ボクも思い切り走ったしいいレースだったと思います。
--フィジケラとバトンと争っていた時は?
琢磨 去年を思い出しました(笑)。特にジャンカルロが相手というのは去年とシチュエーションがそっくりだったし。その後もアクシデントやコースオフでセフティカーが入ったり、クルサードとも、7秒くらいあると思った次の周にいきなり“3秒差”と言われて(笑)。
--S字コーナーでサイドbyサイドで踏ん張りました。
琢磨 いまのクルマでは、あそこまでが精一杯だったと思います。
--厳しい週末だったと思いますが、最後まであきらめなかった。
琢磨 最後まであきらめないで、というのはいつもどおりでした。メルボルン以来のサバイバルレースになって生き残っての13位という結果だったけれど、3周遅れとかではなくて、すべてのスティントで戦えたレースだったので、エンジニアとのディスカッションも熱くなれたし、今の状況のなかではいい週末だったと思います。
--レースを終えて充実感があると思います。
琢磨 そうですね。でも、できることはもっとあると思います。チームも、セフティカーの後の再スタートの時のコミュニケーションをもう少しよくできるだろうし、ピットストップのロスも抑えられるだろうし、全体的な柔軟さはもう少しよくなると思います。クルマのハードは(ホンダのクルマを使えるようになるまで)、もう少し、速くなるのを待たなければならないけれど、自分達ができる部分をしっかりやって前に進みたいです。
(MYS/Yamaguchi Masami)
やっぱり最初の混乱の中でノーズ壊れてたんですね~・・・
しかし、琢磨の気迫あふれる走りはわたしの心にはずっしりと重く、そして、強く刻まれました。
琢磨を応援してきて良かった。
いや、してきてじゃなく、これからも琢磨を応援しつづけていきますよ!
まるで、チームの状況そのものを象徴し、鼓舞しているようにも見えました。
スーパーアグリ存続に向け、関係者はこの心意気に応えられるのか。いや、応えてほしい。そんな風に思います。
こういう前向きな姿勢、素晴らしいですよね。
ホントチームの存続が・・・何とかなって欲しいと思います。
明日の本家での会議で・・・見捨てなきゃいいですけどね・・・
心配だよね。
でも、信じましょう!琢磨を!そしてチームを