スーパーアグリチームは、土曜日の予選のパフォーマンスに満足していると語った。チームは予選でいいバランスを見つけ、ライバルに少しでも接近できたことに満足している。
佐藤琢磨(予選22位)
「昨日より改善したと思うよ。予選での1回目と2回目の走行は常に上手くいっているように思えたけれど、最後の走行ではバランスが変わりアンダーステアが出たことに驚いたよ。クリーンラップがとれなかったから、思っていたほどタイムを更新することができなかったんだ。全体的にはいい進歩を遂げているから、非常にいい1日だったよ」
アンソニー・デビッドソン(予選21位)
「今日はチーム全員にとって非常にタフな予選だった。みんなは素晴らしい仕事をしてくれたよ。素晴らしいラップを走ることができたから、みんなのことや週末を通してなされた作業を誇りに思う。クルマは非常にバランスが良かったよ」
それから、予選前に出ていた鈴木亜久利代表のコメントを載せておきますね。
鈴木亜久里 「スーパーアグリの将来はホンダの会議(4月30日)次第」
Super Aguri future rests on Honda meeting
スーパーアグリのチーム代表鈴木亜久里は、チームの将来は、投資家とホンダが来週、契約を締結するかどうかにかかっていることを明らかにした。
マグマ・グループと投資家候補のドバイ・インターナショナル・キャピタル(DIC)との交渉が続く中、鈴木は適切な財政救済パッケージを整えるには時間切れが近づいていることを認めた。
複数の情報筋は "autosport.com" に、チームは今週末バルセロナに出走するためにホンダから融資を受けたが、このような財政支援はこれ以上期待できないと語った。
つまり、チームは存続するためには他の収入源を見つける必要がある。鈴木は来週の進展が、参戦継続に重要な意味を持つと信じている。
鈴木はバルセロナで "autosport.com" に「来週はとても重要です」と語った。「来週水曜日(30日)にホンダと会議があるのですが、我々のチームにとって重要なポイントになります」
「今はマシンを全く開発していないので、とても深刻な問題です。いずれにせよ存続するための解決策を見つけようとしています」
チームメンバーは秘密保持契約にサインしているので、スーパーアグリはマグマとDICの交渉の状態についてこれ以上明らかにすることはできない。
鈴木は「投資家や他の関係者と秘密保持契約を交わしているので、全てを説明することはかなり難しいのです」と述べた。
「我々はまだ複数の投資家と話し合っています。全員が今週末に出走するのは難しいと言っていましたが、問題はありません。しかしいずれにしろ近いうちに契約を完了させなければなりません」
-Source: autosport.com
まあ予想通りですが、かなり厳しい状態は続いてますね。
早い時期になんとか契約がまとまる事を祈ります。