ホンダエンジンを搭載したSA07はすでに2007年の意外なパッケージのひとつであることを証明しており、スーパーアグリのアンソニー・デビッドソンは、F1のレースシートに座るまで長時間待たされたが、今やそれが報われつつあるようだ。このマシンで、新参日本チームは、ホンダのワークスチームと互角に戦っており、デビッドソンは辛抱強さが美徳であるだけでなく、小さくても美しいことを証明しつつある…
アンソニー・デビッドソン:僕にとってはそんなに意外なことではない。8歳のときからジェンソンとはレースをしてきたし、テストをしていた5年間でDCとはトラックで多くの時間を過ごしたからね。2002年から慣れているから、そんなことで気後れしたりしないよ。チームは小さいけれど、モチベーションはとても高く、レース毎に進歩するという決意を固めている。
Q:これまでで6回グランプリに出走しました。最初の出走は2002年です。2007年最初の3戦、あなたにとって初の3連戦を分析していただけますか? 満足していますか、それとももっとできるはずでしたか?
アンソニー・デビッドソン:いつだってもっとやれたはずだと思うけど、今年の最初の3戦には満足している。すでに多くのことを学んだよ。バーレーンでは僕がドライバーとしていかに速く学んでいるかを証明したと思う。5年間レースから離れていたけど、ホイール・トゥ・ホイールでまたレースをすることを当然のように感じることができて嬉しい。
Q:あなたと佐藤琢磨の予選のパフォーマンスを見ると、マシンはレース向きというより予選向きかもしれませんね。何か理由はありますか?
アンソニー・デビッドソン:予選に向いているパッケージだとは思わないね。バーレーンでは、それを証明したと思う。エンジンが故障するまでずっとヘイキ(・コバライネン)のルノーに挑戦することができたからね。今年これまでのところ、タイヤを理解することが重要になっている。それに最初はレース中にどうなるかを理解するより、新タイヤをはいた1周のバランスを見つけるほうが簡単なんだ。
Q:バーレーンとスペインGPまでは、バルセロナでのテストを挟んで4週間の休みがあります。マシンの大幅な改良あるいは新パーツの導入がありますか? ヨーロッパ・シーズンの準備について、チームの主な焦点は何でしょう?
アンソニー・デビッドソン:バルセロナは僕らがよく知っているサーキットだ。全体的なパッケージにいくつか改良を加えることになっている。できれば、ヨーロッパ・シーズンにもこの勢いを維持したいね。
Q:近い将来SA07のBスペックが登場するのでしょうか?
アンソニー・デビッドソン:リソースが限られた小さいチームなんだ。1年を通じて改良はするけど、Bバージョンは無理だよ。
Q:今年のゴールはポイント獲得ですね。現時点でもそんなに遠くないようです。ポイントが獲得できるようなマシンはいつ用意できると思いますか?
アンソニー・デビッドソン:週末を通じてマシン・バランスのスイート・スポットを見つけたら、そして上位のチームがミスをしたら、ポイントを獲得できるよ。
-Source: The Official Formula 1 Website
アンソニーは結構満足しているみたいですね。(^^)
まあ、6戦出走して、完走(完走扱いを含め)3戦しか完走していない訳で、総じて調子がいいってことになるんでしょうね。
まあ、琢磨もアンソニーがいることで、いい意味の緊張感ももちながらレースができている様だし、なにより、車の開発力のある二人ですから、これは今の内に何とかしたいって感じですよね~・・・
30日からはテストも始まりますので、アップデートされたマシンがどんなマシンになっているのか楽しみですね。

調子が良いのはいいんだが、毎レースごとに他チームもグレードアップする訳で・・・ポイントをゲットするには、かなりの完璧さ?が必要でしょうね~しかも例の制限?ってヤツも問題ありですよね(笑!)
資金難は、シーズン中ず~っと続くんでしょうね~(汗!)
例の問題もハッキリしないし・・・スッキリするレースがみたいですな~(笑!)
まあポイントを獲得するには上位チームのハードルは高そうですからねえ・・・
資金難は相変わらずでしょうし、あっちの問題もややこしいことになりそうですしね・・・
ホント、スッキリするレースが見たいですね~