この公園の中には鹿児島の甲突川(こうつきがわ)に以前架かっていた「石橋五橋」の内、3つの石橋が移築されています。
というか、この石橋を残すためにこの公園は作られたってところなんですよね~
入り口を入って最初に出迎えてくれるのは、一番大きな「西田橋」です。



そして、次にあるのは「高麗橋」


で、最後に「玉江橋」


これ実際に見るとわかるんですが、上流側と下流側の水切りの大きさが違うんですよね~・・・いろいろと考えられてるんだなあと感心します(^^)
でね、最初に五橋の内3つが移設されたって話を書きましたが・・・
実は、鹿児島市の中心部を流れる甲突川(こうつきがわ)には上流から、玉江橋、新上橋、西田橋、高麗橋、武之橋という5つの大きなアーチ式石橋が架かっていて「甲突川の五石橋」と呼ばれてました。
まあ、江戸時代後期のものですから、今の車社会の中にあっては狭く、不便ではあったのは確かだったんですけどね(^^;
ただ、景観としては、歴史を感じるいいものではありました。
しかし、1993年の大雨(8.6水害)でこの五橋の内、新上橋と武之橋は流失してしまったんですね。
また、この水害では甲突川流域が大規模に氾濫し、多くの家屋が浸水被害を被りました。
そして、その河川氾濫の原因の一つとされたのが、この石橋だったんですね。
河川改修工事に伴い、この石橋は解体されることになったのですが、鹿児島のシンボル的な存在でもあり、歴史的にも重要な意味を持つこの石橋は移設保存されることとなり、この石橋記念公園ができたとそういう訳なんですね。
とまあ、この辺にして・・・
この石橋公園ですが・・・実は薩英戦争の時の砲台が設置されていた場所でもあるんです(^^)
とは言っても大砲が置いてある訳じゃないですけどね(^^;

こんな感じで石垣が残っているだけです(笑)
上とは関係ありませんが、川にいたコサギです(^^)

鹿児島のこと、また紹介しますね~(^^)
石造りの橋は時代の雰囲気だけじゃなく、風格もあって、保存してあるのは良いですね。
そうですね~移築するのはとても大変なことだったと思うんですが、街の開発に伴い姿を単に消すのではなく、こうやって場所を変えてでも保存されるというのが大切かなあと思いますね~(^^)
歴史を感じさせるキレイさですよね。
今の世の中はどんどん便利になって橋なんかも
安全なように出来てますよね。
で、そういう橋もキレイなんですがこういうのとは
趣が違いますよね。こういう橋を残そうとするのは
ホントに素晴らしい事だと思います。
鹿児島に行く時は、是非ここを案内して下さい!笑
鹿児島においでの際はご案内させて頂きますよ~(^^)